Stable Diffusionを使う方法はいろいろあって初心者の方はどれを使っていいか難しいと思います。
私も最初いろいろな方法を試し、失敗を繰り返していました。
結論から言うと自分のPCにwebUIをインストールする方法が最強です!
完全無料でできますし、一旦インストールさえしてしまえばネットに繋がっていなくても画像生成が可能です!
用語が意味わからなくてもOK!手順通り進んでもらえれば誰でもできるようになります!
それではレッツゴー!
この記事ではAutomatic1111 WebUIを使用します。
(わからない方はあまり気にしないでください)
- グラフィックボードの確認
- Automatic1111 WebUIのインストールに必要なこと
- Python 3.10.6をインストールする
- Gitをインストールする
- AUTOMATIC1111版Stable Diffusion web UIをインストールする
- モデルをダウンロードし保存
- Stable Diffusion web UI起動
グラフィックボードの確認
※AI画像生成はグラフィックボード必須です!
ですのでまずは自分のパソコンにグラフィックボードが積まれているかどうか確認します。
ctrl+shift+escキーを押してグラフィックボード(GPU)が搭載されているかどうか見ましょう!
③枠内の右上に「Geforce」や「RX xxxx XT」と書いてあればグラフィックボードが搭載されています。
画像生成速度はちもろぐ様がまとめていますので気になる方は以下の記事も!
グラボが搭載されていない方でも動くみたいでして、以下の動画を参考にして動かしてみてください!
www.youtube.com
グラボの事がわからず、何を買えばよいかアドバイスが欲しい方はコメントください~
グラフィックボードの確認をしたところで自分のPCでWebUIを使用するためのインストール方法を書いていきます。
Automatic1111 WebUIのインストールに必要なこと
以下を順番で行います。順番に解説していきます。
・Python 3.10.6をインストールする
・Gitをインストールする
・AUTOMATIC1111版Stable Diffusion web UIをインストールする
・モデルをダウンロードし保存
・Stable Diffusion web UI起動
Python 3.10.6をインストールする
pythonをダウンロード、インストールします。
pythonのダウンロードページに飛び、3.10.6のインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを起動し「Install Now」をクリックします。
「Add Python 3.10 to PATH」に必ずチェックを入れてインストールを行ってください。
Gitをインストールする
Gitのダウンロードページへ行き、
64-bit Git for Windows Setup.からダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行します。
途中選択項目が多いですが、全てデフォルトのままnextで問題ありません。
AUTOMATIC1111版Stable Diffusion web UIをインストールする
インストールするフォルダを選びます。日本語フォルダは不具合の原因になる可能性があるので避けましょう。
複数HDDがある場合は容量の多いディスクを選ぶのが無難です。
僕はCドライブの直下にsdという名前のフォルダを作りました。
同じ設定ですと今後の説明もやりやすいのでまずはcドライブへのインストールをオススメします。
フォルダ作成後インストールするフォルダのアドレスバーにcmdと入力します。
コマンドプロンプトが起動したら以下コマンドをコピペし、エンターを押します。
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
するとフォルダ内にstable-diffusion-webuiフォルダが作成され終了します。
モデルをダウンロードし保存
モデルが入っていないとエラーになってしまうためモデルをダウンロードし、先ほど生成したstable-diffusion-webuiフォルダに保存します。
CIVITAIからモデル(checkpoint)をダウンロードします。
今回はアジア系(日本人)を作りたいのでchilledre-genericv2を使用します。
civitai.com
グーグルアカウントでログインが一番楽ですが持っていない方はemailから登録してください。
ログイン後ダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを生成したstable-diffusion-webuiフォルダの以下パスに保存します。
stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion
Cドライブ直下にsdフォルダを作成した場合は以下パスへ保存になります。
C:\sd\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion
PC上のどこでもよいのでメモ帳を作成し開きます。
C:\sd\stable-diffusion-webui\webui-user.batというファイルがあるので
新規のメモ帳にドラッグ&ドロップします。
そうすると中身が見れるのでset COMMANDLINE_ARGS=の箇所に–xformersと追記します。
保存したらメモ帳を閉じます。
Stable Diffusion web UI起動
生成したstable-diffusion-webuiフォルダにあるwebui-userをダブルクリックで起動します。
環境にもよりますが10分~ほど待つと処理が完了します。
「Running on local URL: http://127.0.0.1:7860」と表示されていれば完了です。
http://127.0.0.1:7860にカーソルを合わせてctrl+クリックを押すとブラウザ上でWEBUIが起動します。
以下URLにアクセスすれば起動完了です。お疲れ様でした。
http://127.0.0.1:7860
使い方の記事はこちら!
www.enjiniazakki.net
追伸
webUIはブラウザで起動するので、1度コマンドプロンプトで起動した後は
コマンドプロンプトを消さない限りは何度でもアクセス可能です。
ですのでURLをブックマークしておくと便利ですよ。
ダークモードはこちら
http://127.0.0.1:7860/?__theme=dark