Linuxの基本的な知識を問われるLPIC101。
サーバ系の現場に行く人はほぼ間違いなく触ることになります。
Linuxを使う現場に入ったはいいもののコマンドが全然わからない!という人も勉強してみましょう。コマンドを覚えることができます。
勉強、取得することで今後役に立つ資格です。私が実際に現場に出て役に立ったなーと感じた資格の一つです。
私が取得するときにやった勉強方法を紹介していきます。
LPIC101とは
そもそもLPIC101とはどんな資格なのか。
LPICレベル1を取得するための資格の一つです。Linuxの基本操作とシステム管理の基礎について問われます。LPICレベル1に認定されるにはLPIC102も取得しなければなりません。
取得方法
LPICは下位の資格を持っていないと上位の資格を取ることができません。
LPICレベル1は一番最初に取る資格なので前提条件はありません。LPIC101とLPIC102はどちらを先に受験しても大丈夫です。一般的にはLPIC101を先に受ける人が多いです。
難易度は最初の資格ということもあり、そこまで難しくはないです。約2/3以上正解で合格。
でも覚えることはめちゃ多いです。頑張って覚えていきましょう。
もし不合格になってしまったら翌日より数えて7日後に再受験できるようになります。
勉強時間は約1か月~2か月といわれています。勉強する時間を確保できる時期に集中して短い期間でとったほうが効率的です。
あんまり時間をかけてしまうと初めのほうに覚えたコマンドを忘れてしまったーなんてことになりかねないです。
具体的な勉強方法
順番に解説していきます。
初心者はまずここから。
「1週間でLPICの基礎が学べる本」をじっくりと読みましょう。
もしかしたらCCNA取得でお世話になった人もいるかもしれません。
初心者の方でもわかりやすいように丁寧に解説されています。
一日で何日分か読み進めても問題はないですがちゃんと理解して先に進むことが大切です。基礎はしっかりと固めていきましょう。
現場で触っている人や、大学で勉強していたなんて人は飛ばしてしまってもかまいません。
参考書を買う。
「Linux教科書 LPICレベル1」
がおすすめです。あずき本なんて呼ばれたりもしています。試験範囲をしっかりとカバーしており、解説もしっかりとしています。
ここで読むときのコツとしてコマンドやオプションを細かく覚えながら読み進める必要はありません。実際に覚えるのは問題を解くときにしましょう。
覚えながら読んでいこうとすると読むのにとっても時間がかかってしまいます。
問題を解いたほうが覚えるには効率的です。
問題を解く
サイトをメインに解いていく方法と本の問題集をメインに解いていく方法があります。
両方使って勉強してみるのがおすすめです。
どちらかしか勉強する時間がないのであればボリュームのあるPing-tを使った勉強がいいですね。とにかく数をこなしていきたいです。
おすすめのサイトはPing-tです。
ping-t.com
無料で利用することができ、解説も充実しています。
解いてみて全く分からなかった問題は教科書に戻り、該当の箇所を読み返しましょう。理解度がぐぐっとあがりますよ!
問題を解き続けていると苦手な分野が出てくるかもしれません。そういうときも教科書に戻り苦手な分野の基礎を固めなおしましょう。
ランダムで問題を解いてみて正答率が8割ぐらいになってくれば合格ラインに乗ってきたと思ってください。
Ping-tのコマ問もしっかりと解きましょう。なかなか目で見るだけではコマンドは覚えるのが難しいです。手を動かすことで効率よく覚えることができますよ!
本番ではコマンドを問われる問題も出ます。コマンドを覚えることが重要となってきます。
本で勉強する場合は「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」がおすすめです。
本番の試験に近い問題が多数載っていると評判です。実際に私が試験を受けた時は類似問題が多数出題されました。
解説も充実しており解くことで確実に合格に近づきます。
まとめ
・「1週間でLPICの基礎が学べる本」を読む。
・「Linux教科書 LPICレベル1」をざっと読む。
・Ping-tを解きまくる。わからないことは教科書にもどって調べる。
・時間があれば「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」も解く。
覚えることが多くて大変な資格ですが必ず力になります。
勉強頑張ってください!応援しています。