IT系の国家資格であるITパスポート。
大学や企業で取得を推奨されていたりします。
勉強することでITの基礎知識がつくだけでなく、社会人としての基礎知識もつく資格。
私が一番最初に取ったIT系の資格です。
ITパスポートを取ったおかげでのちの基本情報や応用情報の勉強がかなり楽になったなと感じています。次につながる資格ですね。
私が取得した時の勉強方法を中心に紹介していきます。
ITパスポートとは
ITパスポートとは、基礎的なIT力を証明する「国家資格」です。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施しています。略して「アイパス」なんて呼ばれていますね。
取得のメリット
基礎的なIT力があることを証明できます。国家資格ということもあり就職、転職に有利に働きますね。
また、社会人の基礎的な知識もつけることができるので入社したばかりの新人がとるのにもおすすめです。
取得方法
CBT方式の試験を受けます。PC上に問題が表示されて回答を入力していく方式ですね。問題は選択問題です。
難易度はIT系の国家資格の中では一番優しいということもあり、そこまで難しくはありません。基礎的な内容を問われる問題が多いです。ただし、覚えることはとても多いです。
おおむね勉強時間は100時間なんて言われいます。大学の情報系の学部で勉強している人や、ITリテラシーに明るい人は勉強時間をもっと短くできます。
試験を受ける場所
試験を受ける場所はネットで予約します。
会場にもよりますが毎週末開催されている場合が多いです。公式HPで自分の受けやすい会場を探して開催日を見てみましょう。
具体的な勉強方法
勉強する上で大切なことはインプットとアウトプット両方を行うことです。アウトプットの時間を多めに取りましょう。
まずはいい参考書を探して読む。(インプット)
栢木先生のITパスポート教室が有名ですね。でも、ここで有名なものにこだわる必要はありません。
実際に本屋にいって実際に手に取って読んでみて、一番読みやすかった本がいいです。人によって合う参考書は違いますからね。
中古の安い参考書を買うのもいいと思います。ただしあまり古いものですと最新の技術、問題傾向に対応していない可能性があります。古いものは避けましょう。
参考書を買ったら読み進めていきましょう。あまり時間をかけず、「2週間で全部読み切ってしまおう」みたいな読み方のほうが効率的です。
ここで参考書を読むときにすべて覚える必要はありません。過去問を解く(アウトプット)の時にしっかりと覚えていきましょう。ここで参考書を読む理由は全体のイメージをつかむことにあります。
過去問を解きまくる。(アウトプット)
ITパスポートは過去問の類似問題が多く出題されます。過去問を解くことが合格への近道になります。
問題集を買う必要はありません。ITパスポート試験ドットコムで過去問を勉強することができます。直近の過去問は網羅されています。
ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験ドットコム
解説も充実しており、わかりやすいものとなっているのでおすすめです。
もし理解できないものがあれば参考書に戻り該当の部分を読み返しましょう。理解度が変わってきます。
それでも覚えられない場合はノートに書きだしてみるのがおすすめです。参考書の言葉をそのまま書きだすのではなく、自分の言葉に変えて書き出してみましょう。ここまでやればなかなか忘れません。
なぜその選択肢が正解なのかだけでなくて、なぜ他の選択肢が間違っているのかまで理解できると安定度が増します。
最初は分野別に問題を解いていき分野ごとの知識を付けていきましょう。
慣れてきたらいろいろな分野を混ぜて解いてみましょう。分野別では解くことができていた問題でも間違ったりします。
苦手な分野があるなと気が付いた場合はまた分野別にもどって苦手な分野を勉強すると効率的です。
最低でも過去3年分の過去問は解いていきましょう。
時間があるのであれば過去5年分ぐらいまで解くといいです。
あまり古いものは技術的にも問題的にも取り上げられないことも多いので勉強しなくても大丈夫です。
正答率が8割以上になれば合格できるラインに乗ってきています。
本番は6割以上で合格ですからね。不安であれば正答率9割以上まで勉強しましょう。
まとめ
・参考書を読む。
・過去問を解きまくる。(ITパスポート試験ドットコム)
・わからない問題があれば参考書に戻って読み返す。
・正答率が安定して8割以上になったら受験!
言葉にすると簡単ですが覚えることも多くて大変です。私もとても苦労しました。
しかし取得することで必ず自分の力になります。
是非勉強を頑張って取得を目指してください!