NIPTを受ける決断

妻の妊娠がわかってから、新しい家族を迎える喜びと共に、色々なことを考え、話し合ってきました。その中で、私たち夫婦はNIPT(新型出生前診断)を受けることを決断しました。

NIPTは、お母さんの血液を少量採取するだけで、お腹の中の赤ちゃんの染色体疾患(ダウン症候群など)の可能性を調べることができる検査です。超音波検査や羊水検査と比べ、流産のリスクがないことが大きな特徴です。

検査を受けることを決めた理由

正直、最初は「本当に必要なのかな?」と迷いもありました。でも、いくつかの理由が私たちの背中を押してくれました。

  • 身近な経験者からのアドバイス: まず大きかったのは、よく話をする上司がNIPTを受けていたことです。「検査を受けることで、心の準備ができた。安心も得られた」という言葉を聞いて、自分たちも一歩踏み出してみようと思えました。
  • 夫婦だけでなく、家族みんなの未来を考えて: この決断は、私たち夫婦だけでなく、生まれてくる子、そしてお互いの両親など、大切な人たちみんなに影響すること。だからこそ、みんなが納得できる形で、最善の選択をしたいと考えました。
  • 妊娠前からの夫婦の話し合い: 幸いにも、私たちは妻の妊娠前からNIPTについて話し合う機会がありました。お互いの考えや不安を正直に共有できたことが、今回の決断につながったのだと思います。

検査を受ける上での正直な気持ち

しかし、決断に至るまでには、正直なところ「どうしよう…」と感じる部分もありました。

  • 金銭的な負担: NIPTは保険適用外の自由診療で、費用は決して安くありません。正直、この金額を支払うことに最初はためらいがありました。こう言ってしまうと批判があるかもしれませんが、お金に変えられるものではないとは思います。
  • 結果を待つ間の不安: そして何より、検査結果を待つ数日間がどれほど長く感じられるかと思うと、今から少し胸がざわざわします。もし「陽性」という結果が出たらどうしよう、という漠然とした不安も正直な気持ちです。まだ検査儲けていないのに今から少し不安な気持ちです。

それでも、私たちはNIPTを受けることにしました。これは、不安を完全に消すためのものではなく、家族として、親として、未来をしっかり見つめるための第一歩だと信じています。

この決断が、私たち夫婦の絆をさらに強くしてくれると信じて、検査に臨みたいと思います。

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